「京都らしい特徴のある、和菓子を追い求めて」
創業者である水内喜廣(よしひろ)は、5人兄弟の次男、小さな頃から商売人を目指していました。昭和33年ちょうど20歳の時に創業し、どこのお店にも修行に行かず、和菓子の道に入りました。
昭和33年と言いますと、どこの道もまだ砂利道で、あまり車が通っていなかった時代です。
京都には、観光のお客様がたくさん来られます。そこで、美味しい和菓子をお土産にお持ち帰り頂きたいという思いで、京都を代表する「京銘菓」を作ろうと、昼も夜もなく工場に泊まり込みで試作の日々を送っていました。
饅頭を焼いては捨て、焼いては捨て。当時は原材料と言ってもお砂糖が貴重な時代で、今のように豊富な材料を使う事が出来ませんでした。
ある日、あまりにも家に帰ってこなかったので、心配した母が工場へ覗きに行ってみると、あまりにも疲れすぎて、丸2日間寝ていたそうです。
そして、限られた材料の中で、京都らしい特徴のある和菓子を追い求め、ついにこの八ッ橋饅頭が完成いたしました。
今も変わらず昔ながらの味を受け継いでいます。
美味しさの秘密1「ニッキ」
八つ橋饅頭の命とも言うべき八つ橋の香り、すなわち「ニッキ」を入れることにより非常に薫り高い饅頭に仕上がります。
しかしニッキはその年の産地の気候や環境により生産量が安定せず、程よい香りにるために練り込む配分も非常に難しいため、その時々の状態を見逃すことなく作らなければなりません。材料としては非常に厄介なニッキですが、生地の練り方にも工夫が必要です。
よし廣ではお客様に満足いただける商品を作るため、一瞬たりとも目を離さず練り上げを行います。
美味しさの秘密2「あん」
よし廣の八つ橋饅頭はただ甘いだけではなく、一口食べたときにニッキの香りがし、そして中からあんの風味がして改めて美味しさを感じる工夫をしています。
薫り高いニッキが練り込まれた生地と、よし廣独自製法で焚き上げたあんの絶妙なバランスをお楽しみください。
美味しさの秘密3「焼成」
ニッキが練り込まれた生地は焼き方が非常に難しく、すこし油断すると生焼きに。それを恐れて火加減を変えると焼きすぎになります。香ばしく焼き上げるには熟練を要します。
全国菓子大博覧会「金賞」受賞
昭和33年によし廣を創業した水内喜廣は京都に観光に来たお客様に美味しい和菓子をお持ち帰りいただきたいという思いから、当時の限られた材料の中で京都を代表する「京銘菓」を作ろうと試みます。
そして完成したのがよし廣銘菓の八つ橋饅頭。今も昔も変わらない味をご賞味ください。
八ッ橋饅頭のお申し込み
商品名:八ッ橋饅頭(6個入)
価格:600円(税込・送料別)
会員様:(10%ポイント還元)
商品名:八ッ橋饅頭(8個入)
価格:870円(税込・送料別)
会員様:(10%ポイント還元)
商品名:八ッ橋饅頭(12個入)
価格:1,300円(税込・送料別)
会員様:(10%ポイント還元)
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